盾と矛の話

  横 浜 0 0 0 0 0 0 2 0 1 3
  広 島 5 5 0 0 2 0 0 0 × 12


  <戦評>
 一試合平均で6点以上取られる横浜投手陣と、平均で2点以下しか取れないアストロ攻撃陣。この二つを戦わせたらどうなるのか・・・という、なんだか故事みたいなゲームになった今日の一戦だったが、乙種危険物の投手陣を燃やすには小さな火種でも十分、ということに落ち着いた。
 先発は1000奪三振、去年11勝と肩書きだけは立派な顎だったが、一昨年の抑え時代を髣髴とさせる爆発っぷりで、去年の成績は何かの間違いだった事を大いにアピール。アストロの14試合の総得点24の4割を超える10点を失い、2回持たずにダウン。開幕早々に「不良債権」としての名乗りをあげた。
 この点差に完全にやる気を無くした打線は6回までノーヒットと、毎試合ノーヒットノーランをやられるのではないか?と怯えていた3年前を思い出すような内容。4、5番が1割打者というのも当時に良く似ていると思うのは気のせいであろうか。
 最終回。種田:ヒット 金城:ヒット 佐伯:ゲッツ(σ・∀・)σ 多村:ヒット 村田:ヒットで4安打を放ちながら1点と、これまた3年前のような内容。「繋ぐ四番」の筈が流れを真っ二つにしたメチャは打率を・186と自分の身長と同化させる離れ業。もはや取り得は「隠し球」位しかなくなった打者が「一年間四番」を確約されているような状態はさすがに異常であり、何らかの政治的圧力でもかかっているのではないか、と疑わずにいられない。

  <感想>
 嘘番と土肥以外谷間とか、嘘番とホルトしかいなかった頃を思い出さずにいられない。顎の爆発で秦、岸本、ソニア、佐久本と敗戦処理カルテットが揃い踏みしたわけですが、本気で6枚目どうするんですか?雨野?