対談:第一回、どうするベテラン選手

 いつもの奴は明日上げます。余りのアホ試合にしばし唖然としております。なので今日は昔雑誌の編集中に良くやった一人対談を。登場人物は以下の二人(自作自演ですが)。設定はイメージです。


H:横浜プリンスホテル生まれ。大洋時代から大洋を生暖かく見守る。最近は負けるたびに自棄酒を飲むので腹が垂れてきた。通称班長
R:追浜出身。どんなに負けていてもけなげに最後まで応援を続ける善良ファンだが、交通費の関係で横須賀スタジアムが主戦場に。横浜の結果は某掲示板頼みだが、そのせいか日本語は上手くない。横須賀と横浜の間には橋のない川が流れていると信じている。


R「さて、まともな補強をしなかったツケが見事に回って、目下最下位を一人旅の横浜なわけですが、いつまでも落ち込んでいてもしかたありません。今日は大洋時代からベイの大ファンの班長と今後の展望について話してみようと思います」
H「パ・リーグを かき回せ 行け千○ロッテ〜(行け行け千葉○ッテ)響かせろ この歌を 声合わせて〜」
R「ちょwwwそれ違う球団の歌だからwwww 我々のはOh Oh WoW WoW〜 ですよwwww」
H「もうやだよ、何で乏しい給料はたいて負け試合見に行かないといけないんだよ。どうせ金使うなら勝てるチームの応援がいいよ つД`)」
R「ど、どうしちゃったんですか?ここ数年の最下位独走の時にも生暖かく応援し続けていたじゃないですか?」
H「いや、去年の3位で思い知った。贔屓チームが弱くて嬉しいファンなんていないよ。どこのファンだって優勝をみたいと思ってるんだよ」
R「まあ・・・それはその通りでしょうけど・・・でもほら、弱いチームが徐々に強くなっていって最後に優勝っていうのは格別ですよ。98年の時は喜びのあまり川に飛び込んだでしょ?」
H「居酒屋で浮かれているファンに便乗してただ酒も飲んだぞ。ああ、あの頃は良かった。井上、畠山、秋元にマホームズ・・・」
R「うはwwwwなんでまたそんな微妙な選手を出すんですかwww。佐々木、斎藤隆、阿波野、駒田に鈴木尚、進藤とかにしましょうよ」
H「佐々木って怪我して大リーグでは活躍できなくなったけど、榎本と再婚するための慰謝料を球団から稼ぎに来た洋行帰りの事か?」
R「・・・まあ、たしかに彼は晩節を汚しちゃいましたけどね・・・」
H「アレはFAでメジャーに見向きもされなかったら今度は球団に駄々捏ねて、やれ先発しかやらないだの、複数年契約じゃなきゃヤダだのと揉めた挙句屁の足しにもならなかったし」
R「今はメジャーで中継ぎとして頑張ってますよ。まあ、最近はちょっと見切られちゃった感もありますけど・・・」
H「元々ラッキーでメジャーにあがった上に勝ち星まで貰えたんだ。思い残す事はないだろうさ。他のもまあ、大概あれだしな。まともなのは引退試合で横断幕掲げられた進藤ぐらいか?」
R「内野で横断幕広げて捕まっちゃったんでしたっけ?相川・・・・・・って、過去の事は良いんですよ。これからですよ。最下位とは言えまだペナントレースは始まったばかり。今から頑張れば来年は地元開幕だって・・・」
H「来年の開幕試合の権利は去年の順位によるから、自動的に横浜開幕だがな。」
R「ああ、もう。ああいえばこういう。とにかく、優勝するのは無理としても、何とかして今後のための足がかりを作らないと」
H「2009年だっけ?球団の発表した次の優勝目標って。じゃあ、そのためにはどうすればいいかを話してみるか」
R「ふう、ようやくまともな方向に戻った。まずは現状分析からですけど、攻撃力はそこそこあると思うんですよ」
H「>>R 日本語でおk
R「いやいや、横浜ほど若手の期待株が多い選手はいないですよ?村田、古木に吉村、古木、内川、小田嶋と30本級がごろごろいますよ?」
H「揃いも揃って三振かHRみたいな奴ばかりじゃねえか。しかも全員守備はザルだし」
R「いやいや、そこは多村に金城、藤田に木村とかで上手くフォローしていくんですよ」
H「金城も4年後は30中盤か。奴も反射神経だけで打つから反応が鈍ったら如実に成績落ちそうだしな。藤田は打撃が駄目すぎる。このままじゃいいとこ万永二世。スペは・・・4年後現役なの?」
R「藤田は去年二軍で打率二位だから大丈夫ですよ。まあ、スペ様に関しては何ともいえませんが・・・」
H「あの野郎、毎年全試合出場が目標とか言っておいて一月持った試しがないじゃねえか。ここまでいい加減な公約も珍しいぞ?」
R「確かに・・・でも本人が一番もどかしいと思うんですよ。アレだけの素質に恵まれているのに・・・」
H「全試合に出ようと努力しているのは認めるよ。スタメンで1打席でて引っ込んだり、代打で出て三振したりして連続出場も15試合ぐらいにはなっただろ?」
R「遠まわしな批判にしか聞こえないのは気のせいでしょうか?去年の前半戦みたいな成績を残せるなら4番でもいいと思うんですけどね」
H「4番はきちんと試合に出られる事が最優先だよ。打撃練習で肋軟骨挫傷とかで欠場されては話にならん」
R「そういう意味では佐伯は立派ですよね。去年は4番として一年間フル出場ですものね」
H「ったく、なんで飛び出せビックパワーはあんなに丈夫なんだろね。自打球の度に期待しては落ち込まされる」
R「ちょっと班長。フル出場できることが条件って言ったじゃないですか」
H「出てればなんでもイイと言う訳じゃないだろ。4番に座っているだけなら誰でもできるだろ。ああ、スペと地蔵は無理だけどさ」
R「他球団の選手を叩いちゃ駄目ですって。うーん、外人選手は当たり外れが大きくて博打になっちゃうんですよね」
H「活躍してもすぐに名古屋に出稼ぎに行っちゃうしな」
R「そうなると、何とかして日本人の四番を作らないとですね。やっぱり村田ですか?」
H「まあ、いいとこ田代二世だろうけど、タコ二世よりはましだろうしな」
R「でも最近思うんですけど、4番を任せる時期って難しいと思うんですよ。プレッシャーもあるだろうし、下手するとつぶれちゃいそうで・・・」
H「ほう?それなら佐伯は4番を勤めていると言えるか?裏契約でもなければ何でスタメンなのか分からないような成績だろ?」
R「まあ、そうなんですけど、村田にはもう少し実績を作ってから任せた方がいいかなと・・・」
H「どれだけ実績を作ろうが何しようが、駄目な奴は駄目だよ。こればっかりはやってみないと分からないだろ。」
R「うーん、確かにそうなんですけど、松井(ヤンキース)だって4番に座ったのは結構後の方でしたよ?
H「読売には他に4番を打てる選手が一杯いて・・・って4番打ってたの地蔵だったっけか。とりあえず、帳尻メチャの4番はもうヤダ。奴が打席に入ると応援しようという気がなくなる。さっさと代打に戻れ」
R「ファン多いんだから抑えて抑えて。でも、確かに今年は村田4番を試して見るべきなのかもしれないですね」
H「駄目なら古木、吉村、小田嶋って試してみればいいだろ?こいつしかって選手がいないのに、なんで固定しようとか考えるんだよ。やってみて駄目なら代えればいいじゃん。」
R「まあ、確かに。いっそ誰かに数試合任せてしまうのも手ですよね。残念ながら優勝争いできるような状態じゃないですし、佐伯も今後何年もやれるわけでもないですしね。佐伯を含めて、ベテランと若手の世代交代を進めていかないと駄目でしょうね」
H「問題は石井、種田の後の二遊間だよな。今だって二遊間と中堅しか野手がいない状態なのに、ここまで下手糞使ったんじゃ野球にならねえよ」
R「確かに外野ほど内野は層厚くないんですよね。二塁は内川、遊撃は藤田が第一候補で、他には北川、木村、野中に福本ってところでしょうか?」
H「打撃がいいから内川を持ち上げる奴が多いけど、あいつの魔送球は古木以上だぜ?正直二塁やらせるなら遊撃の方がいいと思うが」
R「確かに・・・。それにしても、琢郎本当にやめちゃうんですかね。ブログには後は好きにしたいみたいなこと書いてあったけど、できれば後数年は残って欲しいです」
H「打撃で粘れなくなって、走れなくなってだからな。本人も衰えを感じているだろうけど、今更代走や守備固めで残りたいとは思わないだろしな。種田にはもう少し残ってもらいたいが。」
R「後は佐伯選手に鈴木尚選手ですが・・・」
H「佐伯はとりあえず4番を降りてくれ。話はそれからだ。タコさんは二軍では状態いいみたいだが、最近の吉村見ると左の代打位しか使い道がないな。アレと同様で貰いすぎの年棒をどうするか次第だろうね」
R「世代交代の必要は分かっているんですが、98年V戦士がいなくなるのは寂しいですよ」
H「労害になるよりましだよ。思い出深いだけに引き際を間違えて欲しくないな」
 ・・・投手編は近いうちに機会があれば