オープン戦評論(対ソフトバンク)

 10時には起床、5時間は勉強、1時間半はピアノに触る・・・を目標に休みを過ごしてみるも、早起きが悪いのかピアノが悪いのか、夕食後にもれなく眠くなって仮眠→夜寝れないという悪循環。無理にでも寝ないようにすべきなのか・・・。横浜は今期二試合目のオ−プン戦。

投手編

 先発はエース候補の加藤。今期はローテーションの柱として期待がかかるも、初回いきなり投手強襲安打で交代。先頭打者は変化球(シンカーかな?)で上手く打ち取っていた。コントロールも悪くないし、直球でも十分勝負できるので、カウント悪くしなければ抑えていけると思う。二人だけでは何ともいえないが。その後登板した土居は前回(阪神練習試合)と違って落ち着いていた。多分この先一度先発機会があるだろうが、そこで長い回を抑えられるかで今期の起用法が決まる気がする。急に崩れる癖を何とかできれば・・・と思うのだが。
 その後投げた三浦は2回を投げて被安打3、死球2と無失点ながら今一つの内容だった。死球は新球のシュートかと思ったが、どうやらスライダーかカットボールのようだ。シュートは大分いい感じだったので、スライダー系の制球が安定すれば今年は結構いけるのではないだろうか。次の回に先制点を取るも、代わった山田が追いつかれるいつもの展開。う〜ん、こっちは早いうちに見切ったほうがいいのでは?
 その後はルーキーの染田と岸本。染田は走者を出してからも良く抑えていた。一度先発で試してもらいたいが、機会はあるのだろうか。直球のMAXが135しか出ていなかったのが気になるが。岸本は紙面でも指摘されていた通りちょっと球が高かった。左打者に対する攻めもまだまだで、ほとんどの安打を左打者に打たれていた。こっちは一年二軍で漬け込んだ方がいいかもしれない。最後を締めた吉川は・・・う〜ん、結果がよかったので保留。

野手編

 上位打線は今一つ。レギュラーどころか首も危ない鈴木尚が2打数2安打と存在感を見せた程度だろうか。復活は勿論喜ばしいのだが、彼を起用するとウィットか佐伯のどちらかが切れるのが難しい所だ。奪った二点はいずれも下位打線でチャンスを作っての相川のタイムリー。去年のオリンピック後から大分勝負強くなった感はある。元々肩は強く(去年の盗塁阻止率は.453)、その上チャンスに強いなら打率はそこまで必要ない。後はリードが向上すれば消去法で残った正捕手という汚名も返上できるだろう。
 もう一人の今日の一押しは村田。成績こそ4の1だが、ライトへの流し打ちや無死一塁の場面で強引に引っ張っての進塁打等、随所に成長の後が見えた。この調子ならレギュラーを任せても面白いかもしれない。