スカウト会議があったようです

 神奈川新聞より。今年も投手優先で、日産自動車の右腕・高崎健太郎投手(20)、近大の左腕・大隣憲司投手(21)、青学大の右腕・高市俊投手(21)らをリストアップとの事。
 この時機なので誰かに絞るわけにはいかないでしょうが、大隣投手は・・・。宮本スカウトの「2年生の時から見ていた」とのコメントに一応は期待しておきます。藤田、岸本もそれぐらいの時から注目して囲い込んだわけですし、何らかのアプローチがあったと信じておきます。個人的には早いうちに高崎投手に絞った方がいいと思うんですがね。
 

 この時機なので何ともいえませんが、それ以外の候補だと金刃投手に檻と乳酸菌、大引選手に公と柔銀、小嶋投手に西宮と名古屋だそうです。西宮と名古屋は高校生の堂上選手でも競合。今年は壮絶な煽りあい争奪戦が見られそうです。


 折角なので名古屋のスカウト部長の「堂上には他球団は紳士的な態度を取る(彼の父親は名古屋の寮長、兄は名古屋の選手らしいです)だろう」とのコメントについて私見を。
 見込みは大分甘いです。西宮だけなら回避もあるかもしれませんが、高校生NO1なら多分他の球団も検討はするはずです。ベイ、柔銀は囲われた選手には手を出さない紳士組ですが、水道橋は囲った選手に手を出されると激怒する割に人のものには平気で手を出す自己中組。仙台・檻はくじ引きも辞さない特攻組、公は空気読まない組です。乳酸菌とか広島・所沢は独自路線が多いのでそんなに心配は要りませんが、競合しそうな高校生の囲い込みは厳しいでしょう。
 高校生の特定球団を指定する発言は禁止されてますし、仮に社会人にやっても3年後の制度がどうなっているかは分からない。結局縁があるかどうか次第でしょうね。