開幕戦展望

 明日まで待ちきれないので、開幕3連戦の展望を。基本的にネガティブな横浜ファンが、それでも多少の希望を持って書いた、客観性があるのか無いのか微妙な予測です。まあ、時間が余ってしょうがないという人だけ時間潰しにどうぞ。

  • 3月31日:開幕戦

 <予想先発>YB:嘘番長ーG:歯茎
 去年は出来すぎっぽいエース嘘番と、モチベーションがどうなのか気になる歯茎の先発が確実。フォーム改造を強いられた嘘番は、オープン戦はそれなりに抑えているものの、去年のような圧倒的な成績ではなかったので2、3点は覚悟するべきだろう。同点あるいは、多少のリードがあれば救援陣の差で逃げ切れるはずなので、鍵は7回までに歯茎を攻略できるかどうか。キーマンは去年歯茎を打ち込んだ金城と多村。正直、この二人の間に図書券が入っているのが不安でたまりません。
 歯茎に相性のいい古木を小池に代えて出場させる手もあるが、正直去年のタコさんのしゃちほこ守備の二の舞を演じそうで何とも。

  • 4月1日:2戦目

 <予想先発>YB:どひんーG:尻
 Gキラーのどひんと入団以来ベイに強かった尻。オープン戦は両者とも好調だったがここ数年の戦績ではどひんがやや有利か。怖い打者は小久保と矢野で、この二人が出てくるかどうかで状況は大分変わってくる。早いうちに先制点を取れれば、去年のようにあっさりと勝てるのではないかと思う。というか、この日は取れないとダメ。

  • 4月2日:3戦目

 <予想先発>YB:不吉見(高宮?)ーG:グローバー
 順当に行けば不吉見だが、状況次第によっては高宮の起用もありそう。不吉見は順調なので五分に戦っていけるだろうが、高宮だとやや厳しいか。グローバーは水道橋の外人なので・・・と期待したいが、苦手そうなタイプでもある。2連勝なら高宮(加藤先生を早い回からスタンバイ)で、それ以外なら不吉見で行くのが望ましいと思う。
 観戦予定なのでできれば高宮が見たいんですがね。
 

 そういえば、新外人タニア投手の入団会見がありました。女の子みたいな名前の投手ですが、実物は総合格闘技でもやってそうな感じでした。詳しくは球団HPでも参照してください。
 時間が余ったので選手紹介も。

  • 10:佐伯 貴弘(1992年/2位)

 横浜の(消去法による)4番打者。(何代目かはわからない)どうしても他のチームの4番に劣って見えるために嘘四番と呼ばれる事もしばしば。
 長打力不足解消のために獲得され、いきなり5本塁打。翌年は11本塁打を記録するが、長距離打者というよりは中距離打者で、翌年以降は一発を捨てて飛躍。鈴木なんちゃらさんと一緒に連日の特打を課される等、若手ではトップクラスの期待をされていた。
 それなりに安定しており、勝負強いという評価もあったのだが、一緒に特打した鈴木なんちゃらさんが首位打者を獲得するなど急成長してしまったので存在感は今一つ。左投げなので外野か一塁しか出来ないというハンデもあり、優勝した年も中根との併用。その後も3割を打って4番を勤めても翌年は新外人にポジションを取られるなど、左投げゆえの不遇に泣かされた。
 しかし04年。鈴木なんちゃらさんが不調からスタメン落ちしてレギュラーを掴むと、3割2分を超える高打率に自己最多の19本塁打。翌年は一気に四番になり、完全にチームの中心になった。・・・と選手名鑑には書いてあった。
 正直、ファンからしてみるとここ数年は「消化試合になって若手しか出てこないチーム相手に猛打賞」とか「オールスター後に11本塁打でリーグ最多安打」とか、帳尻合わせをしている印象しかない。まあ、タコさんも帳尻あわせは得意だったし、帳尻でも打てているだけましという考えもできるのだが。
 横浜には珍しい陽気なキャラで、お立ち台でファンを涌かせられる数少ない選手として一部ファンには人気があるが、一方で「帳尻合わせ」や「一塁以外やりたくないから外人取らないで欲しい発言」等でアンチも多い。当初は「メカゴジラ」と呼ばれていたが、本家ゴジラとの格差があまりにも大きいのでゴジラを取って「メカ⇒メチャ」と呼ばれたり、契約更改時の「金一封が入っていたと思ったら図書券だった」発言から「図書券」と呼ばれたり。
 去年は結構叩くような発言もしましたが、彼以上の一塁手がいないのも事実で、能力の限り頑張っているのも認めます。4番から6番あたりに降格されてくれればちゃんと応援できると思うのですが、だれか代わりの人出てきてくれませんかね?
 後、左投手の変化球に異様に弱いのは昔からです。昔は左の時は使われなかったから目立たなかったんです。小田嶋あたりには左投手の時は代わりに出るぐらいになってもらえないものか。