八百長?

 虎に奇跡が起きるか以外に何の関心も無くなった中央リーグ。その両チームと当たらないので必然的に注目されない大洋と水道橋は、今日もからくりドームでひっそりと消化試合を行った。
 日陰チームらしく先発も二年目初登板、組長の縁故採用が噂される橋本太郎に、どうしたら残留させようと言う意見が出てくるのか謎の外人グローバー
 いかに初物に弱いとはいえ、高校生に何度も捻られるわけにはいかない水道橋が4回までに2点を上げると、組長は早々に橋本を降板させ、愛人の牛田を投入。先発に中継ぎにと、とりあえず投げさせる投手がいないなら牛田・・・という采配は、自分の育てた投手は来期の監督には一人だって残してやるものか、という気持ちの現れだろうか。
 その後、対左打者しかとりえの無い山北が左の火へんに華に3点目を奪われた事で、水道橋の勝利はゆるぎないものになった・・・かにも見えた。しかしここで抑えなのか中継ぎなのかよく分からん使われ方をする「尻」投手が快刀乱麻の投球で3点を奪い取り、一挙逆転に成功。こんな消化試合をわざわざ見に来たもの好きを最後まで冷やかした事で、来年はいままで以上に横浜球場に来てくれる水道橋ファンは減った事であろう。
 
 
 大洋の上位指名投手(希望枠全滅)、名古屋の上位指名野手(中川とか何してるのよ?)、西宮の「虎の恋人」(取れた試しが・・・)、アストロ、乳酸菌の即戦力(活躍すると翌年駄目だったり、早々に選手生命が尽きたり)、水道橋の抑え投手(槙原、桑田、アルモンテミセリ、豊田えとせとら)あたりは人知の及ばない力が働いているとしか思えません。
 ただ、6月ぐらいだったら「水道橋、よもやの逆転負け」とか書かれるのでしょうが、この段階になってしまうと「ハンカチの勝ち」「今日の竜虎」の傍でひっそりと結果だけ書かれることになるのでしょう。