結構後が無い事に気がつきました

 自由曲ばっかりやっていて、実は一番練習しないといけない方を忘れていました。
 シューベルトは失敗した思い出しかないのにw
 
 ところで、演奏会の時って譜面を持っていかない人が多いです。
 これは何故なのかと言うと、演奏会で披露できるレベルまで弾き込むと、大体譜面は全部頭に入っているわけで、わざわざ譜面を持っていく必要が無いわけです。本来はこれがあるべき姿。
 じゃあ自分はどうなのか。ここ数年間、というか下手すれば大学に入ってから一度も譜面無しで挑んだ事がありません。
 
 何故か。第一に「練習している期間が短い」から。一般的に(というと語弊がありますが、習い事先では平均的に)年間で仕上げる曲は3、4曲が普通らしいです。演奏会も3回ですから、ちょうど4ヶ月かけて覚えた曲を演奏会に回せばいい計算になります。
 でも自分は結構移り気なので、それなりに弾けるようになると別の曲に手を出したり、数曲同時進行でやったりします。当然一曲あたりの練習時間は減ります。結果、譜面が頭に入らないと言う非常に分かりやすい事態に。
 
 理由その2は練習量が足りてない事を結局は原因とするのですが、「崩れた時に立て直せない」から。
 演奏中に躓く事はまあそれなりによくある事ですが、問題なのは「一度崩れるとそのまま引き摺ってしまう」事が多々あること。そして失敗を引き摺るとできるはずのところが出来なくなって、最悪頭の中の譜面が吹っ飛ぶ事があります。
 暗譜と言っても譜面そのもの全部を覚えているわけではなく、結構手が覚えているから勝手に弾けている事が多いわけです。でも大きく崩れると覚えているはずの事を手がやってくれなくなります。そうなると譜面を覚えているわけではないので再起不能になります。
 まあ、そこまで崩れたら譜面あっても建て直しは難しいですが、グダグダでも最後まで弾けるのはそれなりに大事です。
 
 そして最後にして最大の原因は「そもそも覚えようとしていない」から。そんなに難しくない曲ならともかく、ある程度以上の曲は譜面も複雑です。そして今回のシューベルトはページ数的にも10ページちょっと。さすがに丸暗記は厳しい。
 ある程度の覚え方はあります。例えば主旋律だけ浚ってコード進行を頭に入れ、あとは和音をどのように展開していくのかを手で覚えていく。でもこのやり方は「意味のつながりで文章を覚える」のと同義なので、正確な所までは覚えきれません。結果、「あれ?よくワカンネエけど多分進行がこうだからこんな感じだろ?」みたいな事になります。
 で、そんな真似するぐらいなら大人しく譜面を抱えていよう、という事になるわけです。
 
 まあ、長々と言い訳がましく話しましたが、結局の所「練習量が足りない」って事でFA。この曲も始めたの学園祭終わってからですから・・・
 
 ○ロゲやってる場合じゃねえなw