顎の続報

 虎デイリーより
 
「非常に魅力な選手。ローテーションも崩さない。強さを感じる。体の強い選手をジャイアンツは必要としている。」(by原)
「某球団が名乗りを上げて、彼も強気になる材料が増えた。新陳代謝の中で、若手が伸びるばねになればいい。」(by佐々木球団社長)
 
 まあ何だ、突っ込みどころは色々ありますが、「新陳代謝」云々の下りは完全に「老廃物扱い」ですねw
 
 で、折角だからファンとしてこの件をどう思うか。ちょっと真面目です。
 
 顎不要論は行きすぎで、それなりにローテを埋めてくれると言う意味では価値を認めています。若手が出てきているとは言え、150イニングを若手に任せるのは負担が大きくなりすぎる恐れがある。なので残ってくれるなら残ってくれるでありがたい。
 でも主戦級かといわれるとそれは否。ローテーションの柱として10勝して1億出せと言うなら誰も何も言わないが、序盤の炎上、今一つ信用しきれない投球内容、牛島監督の贔屓目、打線の偏った援護、消化試合での2勝などの要素を加味すれば、正直数字をかさにきすぎかなと思う部分がある。貢献度で言えば加藤あたりのほうが余程高い。
 他人がアレコレ言う事ではないのは100も承知だが、端から見ていると球団側の言い分も正しいように思う。それでも結局ある程度上積みをした。しかし全く聞く耳を持たないでFA権を行使。
 
 別に権利を行使するだけですから悪くないですが、ここまでやられると目的は金だけなのかと寂しくなる。この状態で「残ってもらいたい」とは言えないし、残ってくれても応援できない。また妙な先例を残さないためにも、条件はこれ以上は変えるべきではない。つまり残ってもらうには「門倉サイドから折れる」以外になかった。
 でもそんな状況下で望みの額を払ってくれる球団が出てきてしまったのだから「決別」は仕方のないことなのだと思う。人的補償も手に入るわけだし、プラスに考えるしかないでしょう。
 まあ、そんな訳で読売でも達者でやってください。