振り返るよ!

 夏勝てない左腕とルーキーが先発じゃ無理でしょう。
 終盤の調子の悪さそのまんまだった感じですな。
 
 まあ、そんなAクラスの話はどうでもよろしいのでタイトルの話でも。

最多敗戦投手:嘘番・・・13敗

 一年ローテーションを守れる投手なんていないので、
 一応はローテーションに入って負け星を稼ぎまくる嘘番が
 ここ数年はこのタイトルを独占していた。
 しかし、今年は移籍した寺原投手が一年間ローテを守り、
 同じように負け続けたので、タイトル争いは最後まで白熱。 
 
 結局最後は13敗で嘘番がエースの面目を保つ形となったが、
 チーム成績に比例するように、中途半端に援護を貰ったため
 13の負けに対して11の勝ちと
 敗率的には決して誉められない内容になってしまった。

最多奪本塁打:寺原投手・・・20本

 木塚の偽者のような顔をした寺原投手が初タイトル。
 とは言え、リーグ5位の183回を投げてこの数では、
 今までのタイトルフォルダーに比べるとお粗末と言うしかない。
 今年も15本の本塁打を奪った土肥投手など、投球回は90回そこそこ。
 大洋のお家芸とも言えるこのタイトルの価値を高めるためには、
 土肥、不吉見といった爆裂左腕たちに、来期の奮闘を期待したい。

最多奪四死球:ホセロ投手・・・64個

 リーグトップの中田投手(名古屋)の87個に対して、
 嘘番58、嘘木塚50と、なんとも低調な数字に終わってしまったが、
 新害人のホセロ投手が孤軍奮闘。
 わずか65回程度と、両投手の3分の1の投球回数にもかかわらず、
 64個の成績で見事にタイトル(全体だと三位)を獲得した。
 中継ぎであるにもかかわらず、150キロの荒ぶる直球をコース外に投げまくり、
 実にイニング数に並ぶ四死球を奪ったのは偉業と言う以外ないだろう。
 残念ながら来期は契約しないと言う話だが、
 彼の成績はファンの記憶に「ノーコンの悪夢」としてしっかり刻まれたはずだ。

最多盗塁死:野中選手・・・7個

 タイトル常連の石井、暴走を期待された仁志といったあたりが
 盗塁企画自体をしなかったため、7個という低調な記録となってしまった。
 リーグ最多も赤星選手の8つと、今一つの成績であった。
 ここはやはり大洋選手が発奮し、来年は20個以上の争いを期待したい。
 代走で出て来ては刺されていたイメージの野中選手であるが、
 22の企画で7つの失敗と、実は成功率はそれほど悪くなかったようだ。

最多奪三振:ムラ田選手・・・117個

 このタイトル常連のムラ田選手が今年の受賞。 
 とはいえ、去年に比べると低調な数字であり、
 リーグトップの偽ゴル選手には40近い差をつけられてしまった。
 また、2位の吉村選手などは今年は100を割ってしまっており、
 偽ゴル、枯木、ムラ田選手で400の三振を奪った頃と比べると
 正直、隔世の感がある。

最多奪併殺打:吉村選手・・・16個

 去年王者のラミレス選手が二冠に輝くも、28⇒18と激減。
 大洋では吉村が16個と記録に迫ったが、やはり全体的に低調だった。 
 そんな中きらりと光る成績を見せてくれたのは、今年加入の仁志選手。
 一番打者という出塁を求められるポジションにもかかわらず、
 実に14個の併殺打を記録しており、自分が塁に出ないだけではなく、
 前の打者まで一掃するという、新しい一番打者の形を示してくれた。
 
 
 まあ、なんていうか、今年はちゃんと野球やっていた感じですねwww