自分の時は特別でないただの一日でした

 そもそも妹の成人式は来年なんじゃないのか?という突っ込みがありますが、それはひとまず置いておきましょう。自分の成人式は「折角だから式には出る→昔の友人見つけたからご飯食べる→終了」だった訳ですが、何故か妹の成人式は朝から行き着く間もなかったりしました。まあ、じいやが病気なので仕方ないと言えば仕方ないですが・・・。

第一章:だから、6時には起きられないんだってば

 夜更かしする分、朝は寝坊しないと帳尻が合いません。いつものように夜寝れなくて、寝たのは3時過ぎです。でも朝から妹を美容院に連れて行くというミッションがあるので起床予定時刻が6時です。・・・なんだか事故ったら原因が「睡眠不足」の一言で片付いてしまいそうです。
 目覚ましは片手で沈黙させられるので、戦力としては期待できません。携帯も3段階に分けてセットしている訳ですが、最近は一つ目が鳴った時点で残りを止める事をおぼえてしまっているので、これも戦力としては今一です。なので計算できる戦力はタイマーセットしたステレオしかない訳です。今日も早々に携帯と目覚ましを沈黙させた後、満を持してステレオが「皇帝(ベートーベン、ピアノ協奏曲第五番、変ホ長調)」を大音量で流します。一昨日はリモコンを手元におくという失態を犯したのですが、今日はそんなへまは犯しません。・・・うん、これなら起きれそうだ。・・・・・・うるさい。寝ると言ったら寝る・・・・・・そうこうしている間に母親に怒鳴られて起きる事に。「効果は抜群だ!」と言った感じですね。

第二章:お兄様、美容院に行きましょう

 着付けは出来ても髪のセットまでは出来ないらしいので、妹の行きつけの美容院へ。7時には到着したのに、すでに先客がいます。出来上がりは9時過ぎらしいので、母親を置いて一旦帰宅。しかし・・・着付けに2時間って・・・ヤック・デカルチャーと言った感じです。(もっと信じられないのは料金の方なんですけどね。)一旦帰った後は写真撮影用にスーツに着替えてから父親を起こします。無事だったら役割が逆転していた事は想像に難くないところです。しばらくまどろんでいる内に時間がぎりぎりになったので、もう一度美容院へ。
 9時ちょっとすぎにようやく着付けが終わったらしいのでそのまま迎えに行きます。何ていうのかなぁ・・・ちょっとけばくないか?本格的に振袖を着るのは初めての妹曰く「肋骨とか頭とか、想像していなかったところが痛い」。今まで「着物の臭い」だと思っていたものが実は「油の臭い」だと分かり、ちょっとがっかり。髪のセットに大量に使うらしく、相当に匂います。

第三章:七・五・三ですか?

 父親方の祖母の家にお披露目→叔母の家にもお披露目→写真屋写真屋も妙に人が多いです。値段を見て気絶しそうになったりしながら、妹以外は撮影はちょっとだけなので母親に任せてくるまで待機。いろいろポ−ズを取ったりしていましたが、正直な感想は「七五三」。30分ちょっと撮影にかかったせいか、終わったころには随分とやつれてました。
 写真の後は成人式の会場に送る訳ですが、写真で時間が掛かった分、ちょっと遅刻気味。会場内進入禁止ぎりぎりのところで下ろし、今度はお祝い用の寿司を取りに行きます。しかし・・・いくらなんでも銀座の寿司屋で注文するのは勘弁してください。そういうことだから息子がスーパーのお惣菜の買い方わからないんです。2時間で往復できるかなぁ・・・。

第四章:眠いのにスピード違反

 時間がぎりぎりなので、飛ばせるだけ飛ばします。焦ると運転が雑になって事故の元な訳ですが、仮に事故っても「平気だよ、私(メルセデス)強いから」と思い込んで首都高を制限速度40キロオーバーで疾走。およそ40分で到着。意外と東京って近いです。帰宅後、ちょっと時間があったのですが、たぶん迎えの車で混むだろうから早めに迎えに行きます。
 終了30分前。予想通り随分と混んでます。いくらなんでも渋滞の会場前に止める訳にはいかないので、近くの公園に止めてその旨メール。どういう訳か振袖の人が一杯いましたが、それよりも休日の公園の方が○女が多くてむしろやば(以下自主規制)。試験も近いわけですし、リスク管理のために車をそこに停めて会場に迎えに行くことに。随分とたくさん車が迎えに来ており、場所を取れない車が困ったように会場の周りを回っていました。源氏物語にこんなシーンあったような気がするなぁ・・・と思いつつ、右翼の装甲車が場所を占拠しているのを見ると、ひょっとして成人式の暴走の一部は右翼の仕業なんじゃ・・・とか思ってみたり。あんまり言うと消されるのでいいませんが。
 式終了後。何故か妹が友達と一緒にいます。バスで帰る・・・と言っていたのですが、折角会えた友達とすぐに引き離すのも気の毒なので結局家まで送ることに。いい加減眠い訳ですが、事故ったらいろいろ洒落にならないので負けません。
第五章:帰宅後
 もう無理。寝る。後は夜に追記します。