子供向けの曲ってなんだろう

 ピアノの先生が担当する生徒の演奏会のゲスト出演を要請されたわけですが、選曲で非常に苦心しております。基本的に子供は遠慮がないので、気に入った曲じゃないと聞いてくれません。自分が小学生ぐらいの時も自分以外の演奏を聞くのは苦痛でしかなかったから、それはそれで仕方ないのですが、そうなると選曲で何を持ってくるかが問題です。幼稚園ぐらいの子が対象なら迷わずにアニソンですが、小学生だとどうなんだろう。以下今日の検証。

有名な曲を持ってくる

 といっても、どこまでが有名なのかよく分かりません。過去三年間の選曲は愛の夢第三番(リスト)、革命のエチュードショパン)、ソナタ悲愴一楽章(ベートーベン)、軍隊ポロネーズショパン)、ハンガリー舞曲(ブラームス)、即興曲90の2(シューベルト)。で、前回が別れの曲(ショパン)とラ・カンパネラ(リスト)だった訳ですが、良く考えてみると小学生ぐらいの時に知っていた曲はあんまり無い様な気もします。どの辺なら確実に知っているのか分かりかねますし、かといってゲストなのにあんまりにも簡単な曲に逃げるのはそれはそれで空気が読めて無い気もします。

子供受けしそうな曲を選ぶ

 一応指導してもらっている立場なので、JーPOPとかに逃げるのは反則です。子供受けしそうなクラシックなんて物がそもそも存在するのか疑わしいですが、ある程度考えないとただの自己満足になってしまうので考察します。独断と偏見ですが、ショパンは駄目っぽいです。ある程度簡単に弾ける曲が少ないので知名度が思ったほど高くないですし、曲調が子供向けじゃないです。リストも同様。・・・等と考えて一応候補に残してみたのがドビュッシーの「月の光」と「二つのアラベスクの一番」、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」。バッハの方はピアノで弾くと感じが大分変わってしまうので、ドビュッシーが安定かと個人的には思います。
 ちなみに妹に聞いたら「子供はクラシックとか基本的に好きじゃないよ」と身も蓋もない答えが。そんな事いわれたら「Nek○ Mim○ Mod○」位しか選択肢が残らないじゃないか。
 う〜ん、駄目な日記になっていないと気持ち悪いです。

追記

 あの曲は葉月がいないとBGMにすらならないという事に、主旋律を一通り書き下ろして演奏してみるまで気付きませんでした。というか、本気で選曲に入れていた時点でもう・・・こういうのを本当の馬鹿というのです。ゼンキがみたいのですが、明日一限です。う〜ん、さすがに明日行かないと単位喪失が決まりますし・・・どうしたものか。