そういえば体験版がありました

 慣れない事をしたせいで疲れました。ダブスクから帰った後、出かける前にダウンロードした「処女はお姉さまに恋してる」の体験版をやってみることに。なんか読みは「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」らしいです。略して「おとボク」。・・・いくらなんでも無理やりすぎ。
 さて、聞いた話では「体験版ながら結構なボリュームがある」らしいです。それだけ自信があるということなのか、過去の名作が体験版を豪華にしたのでまねをしただけなのかの判断はやってからです。グラフィックは結構キレイです。微妙に登場人物が神無月に似ていますが、気のせいにします。さて、冒頭ですがそのまま抜き出すと問題がありそうなので要約すると
「梅雨の合間の晴れた日、校舎までの桜並木の間に少女たちの笑い声が響いている。ここは恵泉女学院。明治19年設立、キリスト教的なシステムを取り入れた教育様式は今日まで伝統として語り継がれている。」
・・・・・・ええと、どっかで見たような文章なのは気のせいですか?
「交わされる挨拶はあくまで優雅に。慈愛と寛容の精神を体現するように、穏やかな空気が流れる」
・・・・・・次の文章がスカートの裾は・・・じゃなくて一安心。似たような舞台だから多少似たものになってしまうこともあるのかもしれない。でも主人公実は男らしいし、アレにはなるまい。
「おはようございます、お姉さま」「きゃあ、お姉さまに挨拶していただいたわ」
・・・・・・書いてて悲しくなりました。というか、こいつ男なんじゃないの?
 実況モードがいい加減きつくなったので以下普通のレビュー形式でお送りします。主人公は財閥の跡取だが、祖父の遺言で先祖の創設した女子校に通わされる事に。主人公は女装したら女性としか思えない容姿をしている。で、女装した主人公が女子校の文化に戸惑いながら女生徒を毒牙に・・・もとい交流を深める。
 話自体はどっかで見たような話ですが、粗悪な○ロゲと違ってかなり丁寧に作りこまれている感じ。文章やギャグのセンスもそこそこだし、音楽のレベルもまずまず。キャラクターの作りこみも上手く、全体的にかなり高いレベルで完成してる感じです。性別の違いをもろに扱うので一般向けにするのは難しそうですが、ゲームの質自体はコンシューマーの良作とも肩を並べられそうです。そんな訳で、PV見て即購入を決定した自分の感性は正しかった事が立証された訳です。おわり。
 ・・・まあ、ぶっちゃけ「マリみて+ご都合主義」な訳ですが。