どちらも無理です

 貶しても気分悪くなるだけ、庇おうにも庇いようがない。「まっすぐの状態が良くなってきているからもうしばらく抑えで起用する」という監督の話ですが、ベテランがシーズンにベストの状態を合わせられないようではどうしようもない。確かにまっすぐは145出ていたが、それを生かそうという相川のリードに首を振りつづけて馬鹿の一つ覚えみたいにフォークを連投。監督が庇うのは佐々木の身柄はTBS預かりみたいなところがあるのでしょうがなく、今後も本人が言い出さない限り引退も二軍落ちもないだろうが、個人的な意見としては「佐々木は引退するべき」である。
 佐々木はもう若くない。ヤクルトが五十嵐を起用した時も失敗はあったし、阪神の久保田も今年は何回か失敗する場面もあるだろう。しかし彼らはまだ若手である。失敗してそれを糧に成長すればいいのだし、将来不動の抑えを手にするためなら敗戦も諦めがつく。言うならば彼らには将来があるのだ。
 一方の佐々木。もう37であり、今後の上積みが期待できる年ではない。むしろ今後は衰えていくだけの投手である。そんな彼が他の若手の機会を奪ってまで「抑え」という地位にいるためには「確実に抑える」しかない。求められるのは内容ではなく結果なのである。で、その結果はというと、8点差で3分の1を抑えた以外は5連続で救援失敗。もう言い訳無用である。佐々木が今後どういう結論を出すかは分からないが、現役を続けたいなら今後は一つの失敗も許されない。その自信がないなら引退すべきであろう。
 今引退すると高津の記録は塗り替えられなかった事になるが、それでも日米で400セーブをあげた実績は変わらないし、彼が球団史上最大の功労者である事も疑いようがない。98年にはいい夢を見せてもらったし、帰ってきたときも正直期待した。だが現実は現実。客観的にみれば、彼の時代は終わっているのだ。今後の佐々木の動向は分からないが、彼には最大の功労者としての自覚を持った決断を望みたい。

なんだか書いてて泣きたくなりました

 花見の帰りにみた時、ちょうど佐々木の登板の場面だった。ハイライトを見る限り、西宮の球団は拙攻の連続で、結局9回に勝ち越しを許していた。ここで勝ってしまえば実に痛快な試合になるはずだったのだが、終わってみればサヨナラ負けで甲子園には六甲下ろしが鳴り響いた。どうも関西のテレビ局だったようで、解説は阪神一辺倒。散々拙攻を繰り返しておいて勝ったら「横浜は怖くない」みたいなコメントを出していた。
 今日の試合でそれが一番悔しかった。自分は勝利後の解説者や阪神ファンの泣き言が聞きたかったのだ。それだけ今日の横浜の選手は頑張っていた。これでは選手が報われない。まあ、読売が負けて最下位は免れたので、気を取り直して次の試合に向かっていくしかないのだが、・・・勝って欲しかったなぁ・・・。

桜の開花状況とか

 話が重いので花見の件。ちょうど見頃と言う話だったので等々力公園まで行ってきました。ちょうど今日が満開と言った感じで、風が強かったので明日になるとちょっと散っているかもしれないです。そんな訳で折角なので家の方にも電話をかけて花見に誘ってみましたが、「外出ると疲れるからいい」とのこと。う〜ん、引き篭もる家系なのかもしれないです。

追記

 13日に那須野様が横浜スタジアムで初登板なさるそうです。二軍の湘南対ヤクルト戦ですが、状態によっては一軍合流が早まるかもしれないし、これは見に行くしかないですな。