野球しか書くことも無いです

 資格の勉強してから野球観戦。何故か今日に限って誰も捕まらなかったので、ダメもとで実験のある理系の知り合いに声をかけるだけかけて、4時半過ぎに出撃。直後にメールが来て「実験が物凄く早く終わったから、今から行きます」との事。いくらなんでも実験って30分で終わるものなの?・・・本当に授業に出たのかちょっとだけ心配にならないでもないですが・・・。

急がなくてもどうせ客なんていな(略)

 5時半過ぎに関内に到着。そういえばシーズンシートの振替えってないんだろうか・・・等と考えながら、客もいなさそうなので内野自由で入場。振替え試合だし、相手楽天だし、ついでに給料日前だし、そんなに客は入らないだろうなぁ・・・とある程度は予想していたものの、雨が降っている訳でもないのに、どう見ても5000人入っていないというのはさすがに・・・。
 なんだか妙に悲しくなったので観察してみました。ライト側の外野自由席は大体埋まっていました。外野自由席との差額が400円の外野指定席も8割方客が入っていました。レフト側は悲しくなるぐらいガラガラでしたが、さすがに仙台の人を地方に遠征させるにはまだ力不足なので仕方ないでしょう。
 目を内野席(前から思っていたのですが、内野席って本来は内野のフィールド部分までと考えるのが適切なのでは?)に移してみます。内野自由席(定価2500円。友の会発効の招待券が結構出回っている)はそれなりに埋まっていますが、内野指定席は全体的に今一つ・・・というか、多分1割も埋まっていません。この内野席に閑古鳥が鳴く構造が客入りの少なさの大きな要員になっているように思うのですが、何故このような事態が生じているのか検討してみます。まあ、検討といっても一言で言って
内野指定席高いよ、指定席に尽きる訳ですが
 B指定で3500円、A指定が4000円、Sに至っては5500円。球場に足繁く通おうと思ったら、学生はもとより社会人でもこの値段はちょっと厳しいです。横浜は地元密着型でやっていくしかないのだから、たまにしか来ない客の数などはたかが知れています。そして高い金を払って内野席に入るような年一回の客が見るのは大概巨人戦か阪神戦です。しかしそれでは巨人阪神の時はいいとして(実際この2球団とやるときはそれなりに集客できている)、それ以外の球団との試合のときは内野指定がほとんど捌けません。(一塁側の話。三塁側は相手球団の人気である程度左右されるのは仕方ないところでしょう)ついでにもう一つ指摘すると、熱心なファンは応援団に近いところを選びたがる傾向もあるので、現状のままでは内野指定がガラガラなのは当然の帰結ということになります。
 それではどうすればいいか。第一に入場料を下げる事。残念ながら横浜は全国区の球団ではないので、5500円払ってまで試合を見ようという層を多く呼ぶのは難しいです。巨人・阪神戦以外は入場料を下げるという方法が一番望ましいですが、さすがにまずいなら巨人・阪神以外のときは内野指定の一部を内野自由として開放する。(去年までは巨人戦の時は内野自由は内野指定扱いだったが、その逆を行う。)そして割引キャンペーンをもっと充実させる。(今年はそこそこ頑張っていますが、やはりもう一つ。西武ドームは駅に割引券が置いてある)。正直、今日のような客の入りではファンとして悲しいものがあります。
 第二にファンサービスを充実する事。申し訳ないですが、イニングごとのイベントが毎回同じなので(ダンスと写真とバズーカ)3回行けば飽きます。ジェット風船が禁止になってから結構経ちますが、代わりに何らかのイベントを考えてくれても良いのではないか。現実問題客が入っていないんだから、ほったらかしにしてはだめ。

批判ばっかりするのもアレなので

 試合内容。勝ちましたが、昨日までの柔らか銀行の後遺症のような拙攻。無死一、二塁にしたなら最悪でも一点は取らないとダメです。正直今のままでは自力や勢いに差がある相手にしか通用しません。とりあえず気になった点は
・足を使うならきちんと使うべき
 今日の捕手は中村。多少衰えたとはいえ、石井なら難なく盗めたはずだが、実際は走るふりをしただけ。2番の小池も小池で、盗塁を援護する訳でもなく漫然と打ちに行っており、正直1、2番としての嫌らしさに欠ける。嘘4番のメチャはともかく、それ以外の6番までの打者はそれなりなのだから、1、2番がしっかりと機能すればもっと得点力は上がる。ついでにいうと新しい1番候補もそろそろ必要な訳ですが・・・やっぱり野中は二軍で打撃の練習もさせるべきでは?
・大量点の前に一点を取るべき
 7回、メチャ、スペの連打で無死一、二塁としてから、種田はセーフティー気味のバントを仕掛けていたが、この攻撃の意図が不明(結果は三塁封殺で投手ゴロ扱い)。送るならしっかりとバントさせるべき。楽天相手なので打ち崩せると思ったのかもしれないが、このときスコアは4−2で差はわずかに2点。その前まで散々拙攻でチャンスを潰しているのだから、ここは1点をとりに行くべきだった。格下の相手にもきっちりと攻めていかないと、上位のチームには勝てない。去年チーム打率1位、防御率3位でも最下位だったのはこのあたりにも原因が隠れている様な気もした。特に今年は後ろが安定しているので、1点を確実に取る攻め方の重要性は高い。
・7、8番を何とかしてください
 タネがチャンスを広げても後ろが潰している。将来を考えると「三塁:村田」の確立は確かに必要だが、ポジション確約のようになっているのは頂けない。内川あたりも三塁で競わせるべき。8番ポロリはこの際しょうがないが、7番に打てる選手がいるだけで打線全体が大分締まるはず。
・秦について
 6回被安打2、失点2、与四球1は相手が楽天である事を差し引いても合格点。直球は常時140を越えていたし、スライダーとカーブでカウントが取れていた点も○。ただ追い込んでから空振りを取りに行く球が欲しい。フォークは封印したのだろうか?ただ一つ気になったのは、この投手、球質が妙に軽い気がする。打ち取った筈の当たりがフェンスぎりぎりまで伸びていた事を考えると、今日は相手が楽天だったのでまだしも、他のチームに当てたときにどうなのか。アウト18個のうち9個がフライアウト、というのはどうなんだろうか?
 まあでも、まずは初勝利おめでとう。明日は仙台ですが、先輩が遠征を断念したので大人しくテレビで観戦します。