ひょっとして盛大な釣りなのか?

そういえばHPなんてあったな

放置して早1月半。総会屋の引退に加えて戦力外が何人か出たのでいいかげん更新しようと思ったわけですが、よく考えたらPCの中身挿げ替え手術をしたときに前のデータとかまとめて吹っ飛んでいるような気が・・・。いやはや、どうしたものか。
さて、10月は企画の月。現役のときはサークルの部員と顔を合わせない日は無いぐらい詰めていましたが、引退した今年も一応は企画をやります。それが「執事喫茶」な訳ですが、なんか当日はピアノの生演奏をやる予定もあるとか。生演奏はそれなりに売りになりそうですし、中々いい考えじゃないか、と人事のように考えていましたが・・・やっぱ演奏するの自分ですよね?
即興で色々弾けるほど上手くないので、とりあえず何曲か選曲をしてみる事にしたのですが、シチュエーションに合わせた選曲ってあんまり自信ありません。まあ、多分昔彼女の家でピアノを弾いたときに何も考えずに「別れの曲」をやったのがトラウマになっているだけだと思いますが。いやでもね、別れの曲って日本人のつけた副題で、ショパンがそれを意識したわけでは(以下見苦しい言い訳)。
そんな訳で、念のために就職も決まって暇な彼女に協力してもらうことにしたのですが、何を間違えたのか途中からただの執事プレイに。
・どうせ演奏を聞くなら似たような雰囲気を作った方が判断がつきやすい⇒紅茶とお菓子を食しながら演奏を聞こう
・本番に備えて服装も当日を意識した方がよい⇒普段滅多にやらない背広での演奏
・どうせなら言葉遣いも執事っぽくしたほうが当日の練習になってよい
・女性に旦那様はおかしい⇒ご主人様よりもお嬢様の方が好印象かも(うにゃにゃん)
・お嬢様は我侭なもの⇒演奏を間違えるとお叱りが・・・(略)
一体何をどう間違えたらこういう流れになるのか。なんだか物凄く卑屈な気持ちになれました。それにしても、始めにこの企画の話をしたときから妙に食いつきが良かったのですがひょっとして冥土萌えならぬ執事萌えって奴なのでしょうか?今度はやての女性向の本で餌を撒いてみるか・・・でも本当に腐っていたらどうしたものだろうか・・・。
昨日今日と日記が駄目すぎます。明日は真面目にやります。きっとやります。

酷い時は野球ネタで希釈

横浜が戦力外通告

若田部、山田、谷口、千葉の4選手に戦力外通告。大体昨日の予想通りでした。千葉は若いからもう一年大丈夫かと思いましたが・・・。野手の戦力外はこれからでしょうが、ドラフトでの獲得が6、7人で外人選手も獲得することを考えると、もう2、3人野手から戦力外が出るかと。福本と木村か呉本あたりかな。好きなチームの選手なので戦力外は結構つらいものがあります。折角なので最後に選手紹介を。多少贔屓目なのはご容赦下さい。


若田部は言わずと知れたダイエーの(消去法による)元エース。日本シリーズでも1、2戦目を任されるような投手だったので、まさか取れるとは思っていませんでした。FA戦線での横浜といえば相手の選手にまるで相手にされずに気が付いたら候補から消えている球団です(新庄とか江藤とか)。
当然ファンは大喜び。来年は不吉見、嘘番、若田部で40勝だ(2002年終了後の話)と意気込んだわけですが、4月にいきなり肘だか肩だかを故障して登録抹消。この年は結局0勝に終わり、翌年は中継ぎ起用でなんとか1勝。しかし今年に入って世代交代の波に押し出されるように、キャンプからシーズン最後まで一軍にあがることは無く、そのまま戦力外となった。ダイエー時代を知っているだけに正直寂しすぎる3年間だった。特に今年は初めから完全に構想外扱い。確かに先は無いのだが、折角地元に帰ってきてくれた選手に対してあんまりな仕打ちだったのではないか。佐詐欺の引退試合をやるぐらいなら彼の引退試合をやってあげるべきであろう。


山田は波留とタネのトレードの付属で入団。その年のヤクルトの優勝決定試合で決勝点を奪われた。2002年には先発として一時井川よりも防御率が良かった時期もあったが、結局すぐに化けの皮がはがれた。翌年からはリリーフとして登板。結構な奪三振率とそこそこの防御率を誇っていたが、接戦にはすこぶる弱く、大差の試合でも抑え投手の登板を必要とするのでついたあだ名は「演出家」。数字はそこそこなのでファンは一軍戦力として計算していたが、残念ながら彼は牛島監督の嫌いなタイプだった。(自分も去年や今年のオープン戦では結構叩いた)。接戦に使えないなら不要、敗戦処理や大佐の勝利時は若手を使うというもっともな理由から結局オープン戦途中の二軍落ち以来一軍に上がることは無かった。
フォークの切れは一級品だけに上手く使えば・・・と思えないでもないのだが、年齢も年齢だけにちょっと見切られた感はある。リリーフの手薄なチームなら出番はありそうなので、多分どこかが取ってくれると思います。


それ以降の選手はあまり知られていないと思いますが、まずは谷口。外れではあるが栄光のドラ1である(1位入札は川口だったかな?)。いかにも本格派なフォームから勢いのある球を投げ、すぐにファームのエース格に。3年目?に一軍にあがるといきなり初勝利を上げ、そのままローテに入って迎えた巨人戦。今思えばここが彼の野球人生の分かれ道だった。
巨人戦ということを意識しすぎたのか、結局1アウトも取れずに交代。これが原因で一気に信用を失い、その後は稲嶺、後藤、杉本、堤内等が先発しなければいけないほど低迷するチームにおいても出番が与えられなかった。
ここ数年はリリーフとして再生を図り、二軍では牛田、山田と並ぶ3枚看板だったらしい。今月途中に一軍に呼ばれ、これが最後のチャンスになるかと思いきや結局登板無しのまま降格していった。いくらなんでも寸止めはかわいそう過ぎですよ、組長。
次代のエース候補と言われつづけるも素質が花開かないまま戦力外になってしまった。高卒投手の育成下手は真剣に考えないといけない問題なのではないか。


最後の千葉だが、去年彼の後ろの背番号をつけていた渡辺の戦力外でいよいよ後が無くなったように思えたが、案の定今年で切られてしまった。長身ながら体を縮めてサイドスローから繰り出すノーコンな直球が持ち味と、色々突込みどころ満載な選手であった。投げる時に掛け声を出すことから、シーレでは「ウォリャ」の愛称で親しまれていた。個人的には結構好きな選手だったんですが、素材的にプロの素材ではないと判断されてしまったのでしょう。


個人的にちょっと微妙だと思っていた村西はアンダースローに転向して一年延命、稲嶺も中継左腕不足というチーム事情から延命。後藤は去年までシーレのエース格であり、二軍監督のお気に入りということもあって今年はセーフ・・・といったところなのでしょうか。
寂しいですがようやくチームとしてまとまってきたところですので、残った選手の今後の飛躍に期待したいです。