学校も行かないで何をやっているのか

 小学校の頃好きだった女の子のお母さんが、勤め先で余ったお菓子を贈ってくれました。
 ・・・ごめんなさい、思わせぶりな書き方していますが、話は何も展開しません。ああ、お菓子は結構おいしかったです。


 今日は習い事の日。約束の時間が午前中だったので8時、9時、10時と1時間おきに電話をくれました。大概に信用ありませんが、前回演奏会前日に大明神の家にお泊りして当日演奏順ぎりぎりに駆け込んだ前科があるので何もいえません。
 ところで、最近なんとなく思うのは、一般的に言われている曲の難度ってのは、手の大きさがある程度以上あることを前提にしていると言う事。ラフマニノフの手が大きかったのは有名ですが、リストにしろショパンにしろ、手は小さい方ではないでしょう。なので彼らは普通に指を伸ばすだけで弾いたであろう曲を、こちらは指を飛ばして演奏する事になる。すると当然難度が上がります。でも多分、これらは曲の難易度の中には入っていません。


 ちなみに全音のピアノピースの難易度は以下のようになっています。Aが簡単、Fが難しいです。

革命のエチュード(F.ショパン)・・・F
別れの曲(F.ショパン)・・・F
幻想即興曲(F.ショパン)・・・E
ラ・カンパネラ(F.リスト)・・・E

 ラ・カンパネラが顕著です。多分リストは右手を広げれば上の音と下の音まで届いたのでしょう。それならば主旋律はそれほど難しくありませんが、届かないと右手は鍵盤の上を飛びっぱなしになります。そんなボム無しでルナを気合避けみたいな事やっていれば、当然ミスもしますし疲労もします。なので一番難しいように思うのですが、評価はE。


 結局曲の難易度なんて目安に過ぎないって事です。そして高校時代に投げ出した幻想即興曲を始めてみましたが、左手の動きが大きくてまた投げそうになっています。やっぱり、音楽も肉体的な素質による所が大きいって事ですかね。