今日は内容に触れず

 スポーツニュースの「村田、脱臼で離脱」で気絶しかけました。水道橋の捕手の方で一安心です。


 なので今日は4番村田を考えます。そもそも4番の条件とは何か。4番はチームで一番良い打者であるとされます。ではいい打者の条件とは何か。
 色々意見はあるでしょうが、四番ということを考えるとここ一番に強い事、常に安定して試合に出ること。これに尽きるのではないかと思います。村田は単純にヒットを打つ技術に関して言えば、イチローや全盛期の鈴木尚は勿論、金城や石井にも及ばないでしょう。実際絶好調といわれている今年でも、打率は3割に満たない。
 とは言え、いかにいい打者でも平均すると一試合一本を越えるか越えないかに落ち着く。ならばその一本がどこで出るのか。それにより打者の価値は変わって来る。(勿論これはクリーンアップとしての条件。一番なら何よりも出塁する事が求められるし、2番ならいかにプレッシャーをかけるかが問題になる)
  

 押せ押せムードの時にしっかりムードに乗る、チャンスがあれば3回に1回はタイムリーにする、等など。いかに本塁打が多かろうと、あるいはいかに打率が高かろうと、こういう仕事の出来ない打者は四番としては評価しがたい。
 伝説の四番、ローズの後は鈴木尚、ウッズ、佐伯と継承されたが、上記の意味では本当に四番と呼べるのはローズだけである。鈴木尚は4番に座ってもやはり3番打者であったし、ウッズは一発は多かったがここ一番の強さに欠けた。ここぞという場面でこいつに回れば決めてくれる、という期待に乏しかったのである。


 その意味では、村田は久しぶりに四番らしい打者といえよう。勿論まだ脆さもあるが、ここ一番での勝負強さは一級品。打点の多さが全てを物語っている。01年の鈴木尚の打点を既に更新しているのだ。
 最近の試合に当てはめてみると、昨日の8回はヒットこそ出なかったもののきっちり犠牲フライを決めているし、今日は先発の立ち上がりをしっかり叩いた。楽天戦では無死満塁から点を取れなかった次の回にタイムリーを放っている。そして昨日のサヨナラ本塁打。ああいう場面で決められる選手こそが四番を背負うに相応しい。


 後は場数を踏んで風格を身に付けてくれれば、後10年は4番は安泰のはずである。しかしあんまり誉めると活躍しなくなるような気もするので、これからが楽しみだ、ぐらいにしておきます。

最近随分入れ替えが激しいような?

 「さ」は靭帯損傷ということで仕方ないですが、土肥、内藤まで一緒に落としたのには驚きました。で、代わりにあがってきたのが新沼と木村。
 一応ファンを名乗っているので、選手異動から今後の選手の起用法を予測してみましょう。


 土肥は先発に拘るという意味からの抹消、再調整なのでしょう。しかし現状4人しかローテーション投手がいない(嘘番、お茄子、顎兄、秦坊)。おそらく三橋が高宮の代わりに入るのでしょうが、牛田は一昨日投げているので先発起用はなさそう。そうするとおそらく昨日5回で切り上げた吉見を再登録・・・という形になるのではないかと思います。
 話を聞く限りでは不安も残るのですが、何故か二軍で好投している「ベ」を登録するよりはいいと思っておきます。


 内藤はまだ実力不足ということでしょう。初ヒットは出たが、変化球についていけていない。しかし代わりが捕手の新沼に内野手の木村。多村の抹消で外野手の内藤を上げたのですが、内藤を下げて外野手を補充していない。ここから予測できるのは、しばらくは内川は左翼での起用になるということでしょう。
 また、新沼の登録は鶴岡を右の代打で使いたいということ。ということは小田嶋は一塁で使っていこうということでしょうか。木村は種田との併用で二塁。まあ、場合によっては種田一塁という事もあるのかもしれませんが。


 内川は内野で使って欲しいですが、現状ではやむを得ないでしょうか。とりあえず小田嶋の成長に期待しておきます。