夏の日々：第二回

ゲーム

　明日一応は試験だと言うのに何をやっているんだ、とお叱りを受けそうですが、とりあえず一週できたので夏の日々暫定感想。
　

　始めに、叔母風呂は「ファンディスクじゃない」と強調していますが、その主張は無理と言うものでしょう。まあ、スクイズと基本的なところが変わっていないので、その意味ではファンディスクじゃないのかもしれませんが。
　のっけから分けのわからん主張で申し訳ない。スクイズにしろこの作品にしろ、要は「キャラゲー」と言う事です。登場人物や世界観ににある程度の共感というか、分かりやすく端的に言うと「うはｗセッチャンテラカワイス」みたいなものがないと多分やっていても面白くないでしょう。理由は後述します。
　

　まず全てアニメーションなので進みはびっくりするぐらい遅いです。キャラ云々じゃなくてストーリー重視みたいな楽しみ方をする人だと、遅々として進まない事にストレスばかりたまるのではないかと思います。ある程度雰囲気とか世界観とか、そういうものをのんびり楽しめないと厳しいでしょう。
　そして反感覚悟で申し上げると、ストーリーは大したことないです。起伏に乏しいと言うか、そもそも起伏が変な具合に出来てるというか･･･。何ていうか、一人のシナリオに絡む人が多すぎて焦点がボケている感じがあります。これに関してはアニメーションの容量の都合である程度共通部分を増やさないといけなかったのかもしれませんが、蛇足な部分が多すぎで折角のいい場面の印象がぼやけています。


　でもそれでも面白くないか、勝って損したかと言われるとそんな事ないんですよ。何故ならせっちゃんが可愛いから。･･････ハイハイ俺キモスキモス。
　ただ正直この作品の魅力がそこに尽きるのは偽らざるところで、スクイズもヒロインにある程度思い入れがあった人には結構な良作だったのではないかと思います。一部ではそれなりに人気もありましたし。叩こうと思えばいくらでも叩けますが、折角買ったのですから楽しめたものの勝ちです。なので素直に面白かった事にしておきます。


　あ、一つだけ注意が。伊藤ｍ（ｒｙは主人公でもなければ、あなたの分身でもありません。プレイヤーの言う事は聞きませんし、シナリオの都合で突然物凄いアフォになります。でもそれ以上に最悪なのは、シナリオの都合である程度もてることになっているのに下半身馬鹿っぷりが物凄い点。こっちの思惑を無視して目先の女の子に走りまくります。そしてエロモードに入ると途端に発言が情けなくなり、声はキモくなる。
　史上最悪の主人公と言われるのも納得で、いくらなんでもこいつに感情移入なんて㍉です。なのでこのゲームは「お気に入りの女の子がｍ（ｒｙに寝取られるのを眺める」ゲームになります。非常に苦痛です。今回はこいつが昇天するエンドはないものか？


　それともう一つ。まだ未確認ですが、前回みたいなトンでもエンドはないと信じてよろしいでしょうか？前科があるので、へんてこなキャラに立ち絵があるだけで怖くなる俺がいます。いや、前作みたいな事やられたら本気で倒れそうです。


　纏めます。せっちゃん好きなら買っとけ。以上
　･･･え？バグがあるだろって？だからどうした。

何故か寝付けないので追記

　まあ、明日は一時からだし何とかなるでしょう。さて、各地で祭りになっている夏の日々ですが、自分のところではこんな感じでした。

  • ええと、オートランがいきなり動かないのだが？

　手動で開いて動かせと修正パッチ付属の注意書きに出てます。　

  • １Ｇの修正ファイルは絶対入れないと駄目？

　駄目です。選ぶべき選択肢がすっ飛ばされるので強制バットエンドです。

  • 修正ファイルを入れるとセーブが使えなくなる？

　なります。回想も消えます。

  • 修正ファイル１・０２を入れれば問題は改善される？

　とりあえず最後まで進めます。

  • ということはバグは全てはなくならない？

　以下の症状は残りました。口パクと音声が合わない、本来アニメーションが入るべきところが空白になっている（入ってない？）、何故かヒロインの台詞が二重になっている、ウインドウモードで起動しても何故かフルスクリーンになる、ルートマップが起動ごとにリセットされている。

  • 今後も修正パッチが出ることが予想される？

　修正パッチと言うよりも、ＤＶＤメディアに入らなかった分はネット経由で･･･と言う事なのではないか？とりあえず前半から治っていっているので、後半も徐々に改善されていくのではないか。

  • 未完成品を商品であるかのごとく販売するのは詐欺なのではないか？

　修正することで完全な履行であると言う事ができるので詐欺ではない。

  • 今回の不祥事について一言

　２Ｇの修正ファイルが出た時点でこうなる事は覚悟しましたが、もう少しましな対応はなかったのか。何とか発売日に出そうとした事は評価するが、多少バグが残っているとかそういうレベルではない。自分のところは二回目の修正ファイルで突破できたのでギリギリ許容できますが、今回の対応で大勢のユーザーから正当に評価される機会を失ったのではないか。非常に残念。
　それとＨＰの謝罪にまるで誠意が見えない。ご理解とご協力を求める前に、何故こんな修正ファイルが必要だったのかをきちんと説明すべき。この点も含めて猛省を促したい。

  • で、肝心のゲームは面白かったの？

　４話はまだ修正が終わってないのかな？色々はしょりすぎで展開が今一つ分からなかった。まあ、この部分は今後の修正に期待しておきます（考えてみるととんでもないコメントだな）。
　ｍ（ｒｙが何故か唐突に言葉に手を出そうとしていたのはバグなのか、それともそもそもそういう話だったのか小一時間。