大量点を取っているように見えて

 昨日は門倉の「天をも焦げろ」と言わんばかりの闘魂投球で早々にワンサイドゲームに持ち込んだ大洋。何ゆえ一番期待できない投手を頭に持ってくるのか、気が付いたら牛田は敗戦処理になっていないか?等突っ込みどころだけはたくさんありました。
 今日も藤井に手も足も出ず、接戦で勝てたためしなど無い嘘エース三浦がいつ炎上するのかだけが焦点となっていたはずが、村田のタイムリーに吉村の満塁弾で一挙6点。三浦はそのまま完封という大洋ファンが誰一人予想だにしない結果になりました。
 とは言え、「俺はチャンスに強い」と念仏のように唱える4番打者以外には最年少の吉村しかまともに打てている打者がいない現状。6点取ったといってもどさくさまぎれの満塁弾だったわけで、打線の状態は今後しばらく深刻そうです。
 
 ちなみに牛自慢監督。来期も続投の可能性が高いらしいです。
 前半戦を振り返るに、交流戦前半までは去年レギュラーだったベテランを使って見事に開幕から失速。いきなり優勝圏外へ爆走。その当時はさすがに擁護の仕様が無かったのですが、最近は若手の起用など将来性の見える采配で勝率も上々。
 実際問題、現状のまともに補強してくれないフロントで勝っていこうと思ったら「若手を他所の主力級まで成長させる」しかない訳です。そういう意味では今の若手中心は理に適っており、とりあえず若いのを使っていた大ちゃんと違って勝率も上々。どうせ今の路線で行くしかないのだから、後数年は今の体制で構わないのではないかと(まあ、阿波野は要りませんが)