牛島監督に続投を要請、だそうです

 実は横浜ファンには余り受けのよくない牛島さん。個人的にはやってる事が間違っているとは思わないんですけどね。強気なファンの方が何を期待しているのか分かりませんが、現状の戦力で優勝争いなんてできるわけないんですよ。どう見ても各選手が出来すぎだった去年の成績が精一杯なんですから、数年は諦めて若手の育成と戦力強化しかないでしょう。親会社が毎年5億単位で強化費用をくれるんなら話も違いますけど、どっちかと言うと赤字を減らすのに躍起でしょ?
 その意味では最近はベテランを贔屓しなくなったので牛島さんでもいいかな、とおもうんですよ。投手コーチとしての能力は優秀ですし。なによりも、代役がいないです。大ちゃんだの黒酢だの見ていると監督変えても良くなる可能性よりも悪くなる可能性を考えてしまいますし。

法学部的に藤川抹消におけるどんでんの罪責を述べてみます

 西宮の方々がお通夜になった藤川抹消ですが、他球団ファンとしては「とうとうやっちゃったか」と言う感じです。あの体格であの球は体に相当な負担がかかる事は想像に難くなく、それだけにケアや登板間隔には十分に気を使ってあげないといけなかった。
 しかし去年のどんでんさんは「貯金がなければこんなに投げとらん」とか訳のわからん事を言って結局80試合に起用。今年もWBCからフル稼働で球宴前に45試合。体格の恵まれた投手でも数年50試合に投げれば故障を繰り返してしまうのに、こんな使い方をして持つわけがないのは明らかだった。Kの人が抜けてからは抑え起用になり、少しは楽になるかと思ったらサヨナラのチャンスにも代打を出さずに3イニング。多分これが止めだったのでしょう。 
 
 どんでんさんが一番まずかったのは「主力の故障の穴埋めを他の主力にやらせてしまった」点。今年は開幕からJの人がおらず、途中でKも離脱。これは仕方ない事なのですが、優勝争いもあったのでその二人の穴埋めを他の投手ではなくFに振ってしまった。
 確かに他の投手では抑えられなかったかもしれませんが、それは仕方のない事。今年のチーム状態では優勝は無理だったのですが、それでも無理に追っていこうとした結果が今回の事に繋がってしまったのではないか。
 
 勿論優勝を狙おうとしたらある程度の無理は仕方ない所がありますが、藤川の起用法は余りにも常軌を逸していた。普通の投手の「スクランブル体制」が藤川にとっては「当たり前」だった。その意味では「無理な采配」との批判は免れない。そして万一このまま潰れてしまったら、球界屈指の投手を潰してしまった罪は重い。
 
 とりあえず今は重症でない事を祈っておきます。