子供には全力で回避を勧めます

 突然ですが、資格を目指す生き方について雑感を。
 
 えー、悪い事は言いません。やめておきなさい。
 勿論人生は一度きりです。自分の思うように生きたい、というのは当然でしょう。でもこの道はお勧めしません。これ以外絶対嫌だ、という人以外は引き返せ、と言っておきます。
 
 当然資格によって難易度は千差万別ですが、一般的に人気の高い資格は総じて茨の道です。ただ学力に関しては素質云々はそこまで問題になりません。続けていればそのうち勝負できるレベルには到達できます。でも学力以上に精神的に厳しくなります。
 さすがに大学受験ほど簡単な話ではないので、日常生活が勉強だけで終わっていきます。それでも簡単には合格なんてできませんから、数年間は延々とその生活を続ける羽目になります。その間に同期どころか後輩もさっさと就職していきます。昔の同級生からは結婚の知らせとかも届きます。親が段々腫れ物に触るような態度に変わります。
 
 そういう段階になって失敗すると気力が戻りません。強烈な焦燥感に駆られ、今まで挫折を知らない人生だったりするとあっという間に追い込まれます。でも帰り道なんてとっくに焼け落ちてます。真っ暗でも先に突撃するしかありません。
 
 
 まあ、結構大袈裟に書いていますが、正直自分の子供にこの道を薦めるのはよそうと思うわけです。娘だったらピアニストを目指しながらピアノの先生あたりに落ち着いて、生活がちょっと厳しい分は親が出してあげようかな、とか。微妙に言い訳がましいですが、高い所ばかり見るのが幸せじゃないです。
 え?もし男が出来たら?ベネゼエラまでぶっ飛ばすよ。
 
 何か全力でアレな文章ですが別に死なないので心配無用です。気持ちの面が厳しいのはいつもの事です。しかし、6年生は辛いな。小学校が卒業できてしまうw。でも卒業はもっとまずいそうだ。
 何となく宗教にはまる人の気持ちが分かった感じですw。