まったく、人の神経を逆撫でして

 奇跡を信じる西宮ファンの希望を余分に背負い込み、先発した期待の星牛田だったが、一昨日の三橋を引き継ぐ形で連続して偽ゴルに2尺球を奪い取る快投で、「やっぱりこいつも大洋の投手だったか」と大洋ファンを脱力させた。
 しかし10勝のプレッシャーなのか、突然乱れだした佐藤かららしくない集中打で7点を取るという空気の読まなさを発揮。名古屋のファンの神経を逆撫でするも、その後どう見ても登板過多なクワトロKが相次いで爆発炎上。結局最後は見事にひっくり返され、西宮ファンの神経も逆撫ですることに成功した。
 
 まあ、目標の無いチームなんで勝てないのは仕方ないですが、それならそれで主力はちゃんと休ませろって。どうあがいても2桁勝てないのに200イニング投げさせて何の意味があるのか。
 
 折角なので大学・社会人ドラフトに向けた戦力分析を。
 まず外野は足りてます。というか過剰です。
 内野はタネタネ、メチャを切るなら即戦力クラスが必要ですが、別に減棒で残しても構わないのでそこまで急ぐ事もなし。ただ、藤田はいいとしても、内川の魔送球に改善の余地がないので、下の選手次第では来年以降即戦力に動く必要があるかもしれません。
 捕手も20そこそこの若手が多いので、まだ急がなくてもいいでしょう。相川ももうしばらくはやれそうですし。
 
 そうなるとやはり投手でしょう。先発も中継ぎも、駒は足りていても主力と言うには足りない。高崎が確定なら3順で森福なり木村なりを獲得。4巡以降も社会人の即戦力中心に投手を集め、野手はイイ選手が残っているなら指名する方針で構わない。
 これで外人の中継ぎ投手と先発を一枚ずつ取れば
 
 <先発候補>
 嘘番、顎兄、吉見、お茄子、秦坊、山口、三橋、牛田、土肥、高崎、木村、外人
 
 数だけは豊富です。その中で競争して 
 
 <中継ぎ>
右:加藤、木塚、上であぶれた面子
左:山北、高宮、外人
 
 <抑え>
 クルクル
 
 で一応の格好はつきます。まあ、出来れば上の若手の中から主力急が誕生してくれれば何よりなのですが。