この時期必ず体調を崩しているような?

 そんな訳で、明日はお見舞いです。
 調理スキルも上がっているはずですから、多分平気。きっと平気。
 
 で、Alwaysは2週目が終了。
 客観的に見るならば、神シナリオの無くなったショコラ。
 誉められる部分はそんなになく、世間的には「凡作」で終わるレベルでしょう。
 システム面も問題山積みで、1シナリオにつき必ず複数はバグがある仕様。
 シナリオもどうも掘り下げが甘い。中盤まではそれなりにしっかり作れている印象です、全体としてのテーマはある程度しっかり見えるのですが、どうも表面的に終わってしまっている観がある。あっさりしすぎていると言うか、見ていてハラハラもドキドキもしない。基本的に主人公の存在が空気過ぎる。
 そして終盤の展開が急過ぎて、というか脈絡が無くてどうにも理解に困る。
  
 
 ・・・なのですが、それでもどうしても自分はこの作品を叩く気にならんのです。(上の文は叩いていないつもりなのか?)
 CGや音楽、キャラクターの立て方を中心とした作品の世界観が絶妙に自分にあってしまっている感じです。テキストのボリュームもちょうど合っている感じですし。(個人的には最近の作品の日常描写はちょっとテキストの量が多すぎると感じています)
 
 大体にしてスルーを8割方決め込んでいたこの作品にわざわざ突撃したのは「主題歌のサビにかけての展開が妙に気に入ってしまったから」だったりします。そういう意味ではきちんと自分の感性にあったものを選び出せたと言えます。
 客観的に見れば面白いと思うけど自分には合わなかった・・・みたいな作品に出会うことが多いこの業界。一年に一本ぐらいはこういう「自分だけに合った」作品があってもいいでしょう。
 
 なのでこの作品はそれで良し。誰にもお勧めしませんが、別に後悔もしていません。・・・できれば次回作はもうちょっと内容を充実させてくれると嬉しいですが。(って、原画家別のメーカーの専属になるんだっけ?)
 
 全体10位には入れませんが、審査員特別賞みたいな扱いで。