心配すんな、これからこれから

 大 洋 1 0 0 0 0 0 0 0 0  1
 西 武 0 0 0 0 1 0 0 0 1  2

 <戦評>
 3月に入りオープン戦もいよいよ本格化し始めた中、スターのいなくなった球団と、スター選手と全く縁のない球団の地味な一戦が、高知でひっそりと行われた。
 内容も地味な球団同士の試合らしく、連打でチャンスを作ってから四番が凡退するも、5番が打点を上げるという何とも微妙な展開で大洋が先制。二年前の先発転向時にド派手に炎上しまくった加藤先生が4回を被安打2の無失点と、自分を見失った好投を見せたこともあり、大矢の復帰初勝利なるかとファンにいらん期待をもたせた。
 しかし、相変わらず空気を読みまくる大洋中継ぎ陣は、まずは岡本がGG佐藤等と、イチローの同期の泣かず飛ばずだった打者を思い出させる登録名の打者に一発を献上。あっという間にリードを吐き出すと、打線も汚い回転のボールにはめっぽう弱い事を見せつける怒涛の内野ゴロ攻勢。もはや、逆転は時間の問題と思われた。
 ところが、フルメンバーの大洋に引き換え、リーファなどという聞いたこともない外人が四番に座る所沢は、大洋のどうせ使えっこない中継ぎ陣を打ちあぐねるという失態。一方の大洋もルーキーの岸投手から一死2、3塁のチャンスを演出した後に凡退する事で自信をつけさせる、相変わらずの新人養成所っぷりを発揮。
 何ともだらけた試合だったが、引き分けでは締まらないと空気を読んだ岸本が無名の外人に一発を配給。地味な球団らしく引き分けかwwとの失笑を何とか回避する事に成功した。
 
 <感想>
 加藤先生はよく頑張った。嘘番長に次ぐ「援護されない投手」として投手陣を引っ張っていって欲しい。新人の吉原投手もそこそこかな。粗いながらも最低限の実戦力はありそうなので、ビハインドの時のイニングイーターとして出番も増える事でしょう。
 まあ、打線はこんなもんでしょう。吉村、村田がマークされてしまうと厳しい。駄目元で(・∀・)イイから外人連れて来い。
 
 所沢ですが、外人で何とか戦えるのではないかと。ただ、大洋に掴まるようではちょっと岸投手は厳しいかもしれません。
 そういえば、うちの高崎投手はどこいったんですか?