連絡無くて泣きそうですが

 来ないものはしょうがありません。
 一度最終までいけたという自信を胸に、次のところで頑張るしかないでしょう。
 ただ、一旦間を空けて、区切りをつける形にしてからその後どこを受験するかを考えたいと思います。
 まあ、一応商社は残っていますけど、倍率が倍率ですからね。
 
 
 書くことないので野球の話。
 お茄子投手が規定を超えた契約金を貰っていた事が明るみに出てしまいました。
 正直、7球団とかで競合した選手なので、多分そういうこともあるだろうなぁとは思っていました。
 以下私見。口調が変わっているのは仕様です。
 
 去年までのドラフト制度で、良い選手を獲得しようと思ったらどうしてもこういう形で金銭という形にならざるを得ないところはあった。
 スカウトはよく「誠意」という言葉を使うが、プロ野球選手というものは、自分の能力、才能をお金に買える職業な訳だから、極言すれば誠意とはお金を出してくれることだともいえる。
 選手側からすれば、プロとは言っても、活躍できなければ人並みの収入を得ることも出来ず、さらに毎年自由契約という名の解雇の恐れがある職業だということを考えると、契約金その他の形で、予め入団前に稼げるだけ稼いでおきたいと思うのは自然な事でもある。
 肩を壊してしまうだけで、収入を得られなくなる世界なのだから、そのことは責められるべき事ではない。
 
 そうなると、そもそも裏金や入団前の選手への利益供与はいけないのかという問題になるだろう。公務員はともかく、民間の企業ではこの手のことは普通にあるのではないか。経営努力をしている人気球団が、選手を集めてより強くなる・・・という形は、自由競争を前提にするならばむしろ正しいのではないか。
 一応否定する方向に持っていくならば、やはり「戦力の均衡が無いと興行として成り立たなくなる」ことが根拠にあげられる。一部球団ばかり強い状態は、プロ野球のような興行では人気の低下に繋がる恐れがあるのだ。
 つまり、戦力はある程度以上は均衡に保たれなければならない。そのための制度がドラフト制度であるわけだが、そのことを前提にしながらも、可能な限りよい選手を自分のところに集めたいという思惑で成立したのが、逆指名であり自由獲得枠であった。この制度が裏金を生みやすい制度である事は今更疑いようが無い。では何故このような制度が出来たのか。
 
 正直に言うと、裏金に関しては暗黙の了解であり、プロ野球側が防止に努めてこなかったという面はあると思う。アマチュア側も(今回は強く出たのだが)、自分達の利益が損なわれるわけでもないので、必要以上に裏金について触れようとはしなかったという背景もあるだろう。
 一言で言ってしまうと、裏金を防止しようという意思が希薄であった。
 
 
 裏金が本当に良くないかは自分には分からない。才能のある選手が才能を武器に金を稼ぐ事は間違った事ではない。しかし、その才能はプロの世界で発揮される必要がある。プロに入る前に故障などがあり、プロでその能力を発揮できなければ、折角の才能も金銭にはならない。
 その意味では、入団前に稼いでしまおうという考えもある程度は理解できる。選手の後援会や指導者まで金に集る構図は正直いかがなものかとは思うが。
 
 
 今回の那須野投手、悪い事はしていないと言わんばかりであった。
 ある意味では能力で金を稼いでいる、プロ野球選手らしい考え方だと感じた。
 自分の評価が高いほど望ましいのは当然である。一億円という上限が罰則を伴うなどの強制力を持たない以上は、あえてそれに従う理由も無いだろう。
 5億の提示をあえて1億に固持することを、直接利益に関わる選手に期待できるような環境ではなかったのだろう。
 はっきり言って、今回は矢面に立たされて可哀想だったぐらいに自分は思っている。
 
 
 ただ、一つだけ言っておきたい事がある。
 入団前にそれだけのお金を貰えたのは何故なのかを考えてほしいということだ。
 球団はエースになることを期待してその額を出したということを忘れないで貰いたい。
 5億という額は入団に対する対価であるから、別にこの先活躍できなくても契約上は何の問題もないかもしれない。
 しかし、それでは球団もファンも失望させる事になる。
 当時のことを考えると、金を貰ったのが悪いなんていわない。
 でも、今回の事で契約金が人の何倍にも及ぶ額である事が明るみにでた。
 活躍しなかった事に関するファンの失望感は、今までの日ではないことは認識しておいて欲しい。
 それに対して、金額に恥じないないように一生懸命頑張ると彼は言っていたわけで、自分としてはその点を持ってこの問題は終了でいいと考える。
 
 なんだか全力で擁護していますが、それだけ期待しているってことですww