今日は東方じゃないんだぜ？

　EXまで終わったので、ちょっと東方はお休み。
　代わりにうみねこやってました。
　
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　つまり、引きこもっていた事には何の代わりも無いとｗｗ
　
　ひぐらしの大ヒットで、もう作らないんじゃねえの？と
　思われていた07THですが、しっかり続編を作ってくれたわけです。
　元々ここの作品が大好きで、
　崇殺しからリアルタイムで買っていた身としては
　これからもここの作品が読めるというだけで大満足。
　永遠と監獄となる社会人生活も頑張れると思っていました。
　
　そんなわけで、購入から５日後に初めて封をあけて･･･
　ついさっき全部終えたところですｗｗ
　とりあえず、熱が冷めないうちに感想を。
　
　
　ひぐらしが商業として成功したということもあり、
　配布価格同じなのに随分とお金をかけて作った印象。
　なんとOPムービーまであります。
　
　ひぐらしからこのメーカーの難点としてよく言われるのが、
　物語が走り出すまでの日常会話が冗長だという点。
　これはまあ、言っている事も分からなくもないかなと。
　この部分を楽しめるかどうかは個人次第だし、
　確かに余分に感じる事もなくはない。
　ただ、この部分をしっかり書くからこそ、後半との落差が生まれる気も。
　
　まあ、今回はキャラの紹介から全てやらないといけなかった分、
　ちょっと退屈な感じでしたが、ここを省略しては話が出来ないし
　ある意味仕方がない所なんじゃないかなと。
　次回からはもっとこなれてくるでしょうし。
　
　で、本編。
　孤島で連続殺人とか、ありふれた題材なのですが、
　それをここまでしっかり書ききるのはさすがとしか言いようがない。
　設定については賛否両論あるとしても、
　テキスト、音楽、SE、演出、全てを駆使して
　作品に引き込んでいく手法は相変わらず一級品。
　ストーリーも後半はしっかりメリハリが効いていて、
　先が気になるからついついやってしまうという、
　この手のゲームとしては理想的な展開でした。
　
　まあ、肝心の謎については今回も完全な解答には行き着けないんじゃないか。
　前作の例もあるだけに、オカルト展開もあるような気がして何とも。
　オカルトを否定しないとはじまらないみたいですが、
　展開が展開だけに、ならどうすればいいのかと。
　推理はいずれやりますが、現状ではどうしようもない感じ。
　
　まとめとしてですが、
　商業作品の中に混ぜても、十分良作です。
　好きだった部分をしっかり引き継いでくれているのは嬉しい限り。
　ギャグパートがもうちょっとこなれていないのは次回への課題でしょうか。
　
　ひぐらしの名声が一人歩きし始めた感があるだけに、
　どんな作品を出しても「前作は越えられていない」みたいな
　意見が出て来そうな感じはします。
　ただ、そもそもまだ一作目が出ただけの段階で
　修行作品として巨大化しすぎた前作との比較をするのは
　どうなんだろうという気もしますし、そもそも
　わざわざ前作を持ち出して比較とかする必要はないんじゃないかと。
　
　結局は自分が楽しめたかどうかが重要なんじゃないかと考えると、
　ひぐらしよりここが劣ってる云々で評価してしまうのは、
　作品の魅力を自分で削ってしまっているような気も。
　やってみて確かに物足りない部分もなくはないのですが、
　個人的には今後が非常に楽しみな作品であったと。
　
　まあ、自分はここのサークルの信者みたいなもんなので、　
　楽しみの一つだったこのサークルの作品がこれからもやれるってだけで
　十分満足なのかもしれませんｗｗ